にわかチェルシーサポがプレミアを切る?

チェルシーサポなのでチェルシーの試合は確実に書きますよ〜。プレミアと書いてはいますが気分次第でセリエAやリーガなどDAZNでやってるリーグを追います。

ブライトンに注視せよ!ポッターの確かな手腕と若手の台頭

昨季から個人的に注目しているブライトン。開幕こそ新生チェルシー相手に敗れたものの内容はポジティブだった。そして第二節ではニューカッスル相手にスコアも内容も圧倒。開幕戦で勝利していたチームを蹂躙した。この二試合を見てブライトンに注視する人も増えたのではないだろうか。そんなブライトンについてざっとまとめたので見ていってほしい。

ポッターが掲げるサッカー

彼は後方からしっかりと組み立てながらアグレッシブな攻撃を展開するサッカーを志向している。プレミアの中堅から下のクラブは現実的なフットボールを志向することが多い。しかし彼は自分たちがボールを握りながらサッカーをすることを好む傾向にある。ポッターが就任する前のブライトンはしっかりとブロックを敷いてまずは守備からというようなサッカーをしていたが彼が就任した昨季、チームは大きく舵を切った。昨季は選手たちにも多少の戸惑いや戦術的な落とし込みが足りなかったが残留を果たした。今季はさらに上位を目指していくことになるだろうがこのチームの基本目標は残留である。

 

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PL第二節対ニューカッスル戦のスタメン

基本布陣はこれで考えていこう。ただ新加入のフェルトマンとララーナ、さらには大黒柱のプレパーはこのメンバーに割って入る可能性が高い。この画像ではトロサールが前線にいる4-3-3だがトロサールが少し下にいる3-5-2のほうが適するだろう。今季のこのチームの特徴はサイドへの侵入だ。WGが幅を広く取りながらより深い位置への侵入を試みる。そこが消されればサイドが幅をとる分できる内側のスペースに2トップがおりバイタルエリア付近で前向きでボールを受けれるようにポジションをとる。さらには2列目に選手が飛び出していくなど攻撃の形は豊富にある。

キーポイントは右サイド

昨季途中から移籍してきたランプティとローン移籍から復帰したBホワイトが位置する右サイドはブライトンのキーポイントだといえる。前者はとにかく速い。多少のラフなボールならば拾ってしまえるほどのスピードを持ち幅を広くも取れインナーラップ、オーバーラップともに効果的なタイミングでこなすことができる。上背はないがガッツもあり体の使い方もうまく守備でも貢献できる。勿論足元の技術も高水準だ。モントーヤが移籍し本格的にレギュラーとして君臨していくだろう。後者は昨季リーズの守備のかなめとして活躍し帰ってきた。長短強弱を使い分けられるパスと足元の技術、落ち着き、さらにはハイラインのチームに起こりがちな数的不利時の対応などの守備者としての能力、そしてWBまでのこなせてしまうほどのユーティリティーを持ち合わせる超高校級の逸材だ。彼ら二人が君臨する右サイドの構成はプレミアリーグの中でも目を見張るものがある。今季の二試合でもホットラインを築きつつある若き2人の選手はブライトン躍進のキーマンとなりえる存在だ。 

中央、前線にも高タレントが揃う

この二試合で大きな存在感を見せている中盤のビスマ。ボール奪取にたけ奪ってからのつなぎの技術も申し分ない。特にニューカッスル戦でのパフォーマンスはすさまじかった。退場してしまったので印象は良くないが抜群の存在感だった。前線のモペイは常に裏を狙い、動きを止めない選手だ。その中でもうまくDFとMFの間の受けに来たりと質も高い。昨季も10ゴールを挙げており今季も爆発を期待したい。そのほかにも個人での突破が期待できるトロサール、的確なポジショニングでチームを支えるマーチなど昨季から在籍の選手たちもしっかりと仕事をしている。

 

ブライトン旋風が巻き起こる!?

この二試合を見る限りチームとしての完成度は非常に高い。その上昨季にはなかった右WBの絶対的なスピードを持つランプティと足元にたけたBホワイトやフェルトマン、さらにはプレミアで経験豊富なララーナなどチームの層は昨季以上に厚くなり上位進出を狙える陣容が出来上がりつつある。このチームは全体的に小柄な選手が多いので空中戦で不利がつく相手は多いがそれ以上に地上戦での強さはPLでも屈指の物がある。特にDFラインの安定感はリーグ屈指の物がある。このチームがPLをいい意味で驚かせてくれる可能性は大いにある。若い選手たちも多いのでリーグを通して成長を見込めるし何よりポッター監督の手腕は確かなのでそれがさらに若い選手たちの成長を促せるだろう。ビッククラブ相手にどこまでできるのかそして、どこまで勝ち点を積み重ねられるか非常に注目だ。ノーマークだった方々にはぜひとも追ってほしいチームだ。